• キーストーン法律事務所

日差しのパリ

 ちょっと古くなるけれど、一昨年の5月から6月にかけてひさしぶりにパリを散歩してきた話を一つ。
 ルーブルにもオルセーにも行かず、その他凱旋門を除いてはパリの定番観光地にもいかず、街なかをひたすら歩いた。だから特にこれといった特別の出来事はないのだが、それでも最も印象に残ったことというと、あっちの人たちは太陽光に対してあまりにも無防備すぎるんじゃない?ということである。
 今回ほど日差しの強いパリは初めてで、最初の日から最後の日まで痛いほどの日差しだった。日本は薄ら寒かったようだが、緯度は高いくせしてむこうは大違い。帽子をかぶっていたのに、顔がまだらに黒ずんでしてしまったくらいのものだった。
 で、あちらの人々である。そんな太陽光であるにもかかわらず、日傘なんて皆無。帽子をかぶっている人もほとんどいない。それどころではなく、若い女性から若くない女性まで、ほとんど例外なく平気で肌を晒しまくっていた。ベンチがあるったとすると、木陰のベンチを避けて意図的に炎天下のベンチに腰掛けていたりする。カフェでもちょっ奥の涼しげなテーブルではなくて、痛いくらいの日差しの場所を選ぶ。ちょっとおかしんじゃない?と正直に思ったのだった。
 今回はコンタクトレンズを使っていたので詳細な観察が可能だったのだが、中高年の女性の肌なんて見ているこっちの目が痛くなるくらいの悲惨さだった。若い女性の肌も行き着く先が想像できるだんだら模様で、空を向いている側の肌はすごかった。
 日本人の肌が綺麗だとかいう話があるけれど、たしかにそうかもしれない。いや、日本人の肌が綺麗というよりも、あっちの人が無頓着すぎるっていうことの結果にすぎないのかもしれないけれど。
 でも、皮膚癌がどうのこうのと言われる昨今、もうちょっと何か考えてもいいのではないだろうか。余計なお世話かね。
 

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