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国会でもセクハラヤジ

 ネット情報(時事通信)にこんなことが書いてあった。「日本維新の会の上西小百合衆院議員は4日午後、大阪市内で記者団に対し、衆院総務委員会でセクハラに当たるやじを受けた問題で、自民党の大西英男衆院議員から「ご迷惑をお掛けし、申し訳なかった」と謝罪の電話があったことを明らかにした。上西氏は謝罪を受け入れる考えを示した。」
 謝罪を受け入れる? 問題は両者間の個人的なレベルのことか?
 セクハラヤジは国権の最高機関たる国会の衆議院総務委員会というオオヤケ中のオオヤケの場で公然とおこなわれたのであって、国民代表という立場で出席した大西英男議員が国民代表という立場で公然とおこなったヤジである。つまり責任あるヤジだ。大西英男議員の国会議員としての資質や責任が問われて当然のヤジである。ヤジられた上西小百合議員との個人間での問題ではないのだから、上西小百合議員が謝罪を受け入れるかどうかなど大西英男議員の資質の問題や責任の消長とは無関係であろう。たとえて言えば、上西小百合議員の個人的法益が侵害されたのではなく、全ての女性や現在の人権秩序という国家的法益および社会的法益が公の場で侵害されたのである。
 都議会でのセクハラヤジの取り上げかたも同じであるが、問題を個人間のトラブルに矮小化してはならなかろう。塩、、、なんとかという議員のタレント?時代の言動をあげつらってどっちもどっち的な問題に解消しようとする人権蹂躙マスコミの動きがあるようだが、卑劣きわまりない手口である。しかも、だ。NHKをはじめとする最近の失言先生の言い訳の仕方を借りてごらんなさいよ。そんなもん、「私人としての発言です」、「撤回します」で済んじゃう程度の発言じゃわ。
 それはともかく、大西英男という国会議員が国会という公の場でおこなった国家的社会的法益侵害ヤジついてどう責任をとろうとするのか、二〇世紀の人権感覚に追いつけない国会議員のこのような振る舞いについて国会自体がどう対応するのか、見物じゃわ。

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