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きゃりーぱみゅぱみゅがいいと思います(再録)

 きゃりーぱみゅぱみゅがいいと思います。
 私たちおじさんには歌う歌が無いと唄ったのは小沢昭一だったが、その度合いはさらに増してきた。ここ20年くらいテレビで流れてくる歌を聴いていてすぐに意味が判ったことってなかったような気がする。以前のお涙ちょうだいのビンボ臭い演歌は聴いていて意味が判らなかったことはない。ま、解釈に諸種の意見はあろうが、少なくとも意味をなす言葉として耳には入っていた。旋律ものったらまったらしてついて行けた。
 ところが20年前くらいからそうじゃなくなったのだ。抑揚をもった歌詞であることは理解できても、その音の連続が意味をもった言葉の連なりとは理解できなくなってしまったのだ。ぶっちゃけ、何を唄っているのかわかんない。
 で、きゃりーぱみゅぱみゅにはほっとさせられる。少なくとも言葉として耳に入ってくる。意味は・・・というと、良くわからないところは多いのだけれど、つけまつける・キャンディキャンディはわかるし、いい。ポンポンポンは解釈が難しい。いちばん好きなのはチェリーボンボン。落ち着いた曲でいい歌詞だ。振り付けもいいな。
 首をかしげたのはきゃりーANAN。全体としてはきゃりーぱみゅぱみゅらしいとてもいい曲なのだが、歌詞の中に「あれもこれも欲しい、はたらこ」というところがあって、これはいかがなものか?バイトをめぐる昨今の事情ってこんな脳天気なものじゃないよ。多くがその日の生活で必死。正規雇用がどんどん少なくなっていて、その分不安定雇用がばんばん増え続けている。毎日の生活も将来への展望も奪われたというのがバイト事情だけどね。アルバイトニュースがスポンサー(?)だからしょうがないのかねえ。
 それはともかく、ちょっと前の朝日新聞のたしか3ページ目に外国で人気のある日本モノっていう一覧表があって、第1に歌手きゃりーぱみゅぱみゅ、第2にアイドルAKB48とあった。そうなのだ。きゃりーぱみゅぱみゅはアイドルではないのだ。なんだか、自分の娘が偉業を達成したかのような誇らしい気分になった。
 というわけで、きゃりーぱみゅぱみゅがいいと思います。  

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